NEWS

“われもこう”の想い その73「光が丘地区祭参加」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和5年10月27日 その73「光が丘地区祭参加」

新型コロナが落ち着き、やっと去年から地区祭等が各地で、復活してきました。
あかねの会は創設以来、20数年前から、地域に根ざした活動をしていこうという強い思いがあり、地区祭の舞台発表や店舗に参加して来ました。
あかねの会では、舞台発表に音楽クラブが参加、店舗も毎年、出してきました。
ところが、今年は店舗代が上がったために、出しても赤字が確実そうだったので、店舗を出すことは断念しました。


でも、毎年、出演を楽しみにしている舞台発表は、今まで通り音楽クラブが出ることになりました。
音楽の活動時間と違うので、全員が参加できませんでしたが、「ドキドキした」「緊張して声が出なかった」などの声は聞かれつつも、いつも通りの合唱にほぼ近い状態で声が出ていたと思います。心の鐘コンサートに向けて練習している中から、「平和の種」「笑顔の輪」「われもこう」の三曲を歌いました。

午後は、光が丘地区の社会福祉法人等ネットが、今年初めて出店した所を手伝いに行きました。社会福祉法人等ネットは、同じ地区に拠点を置く社会福祉法人が、保育、障がい、高齢者の枠を超えて協力し、それぞれの持ち味を活かして活動をしていこうという取り組みです。

法人等ネットの役割は、人が一生をおくる中で誰もが経験する悩みを小さくしたり、明日へ希望が持てるように、人生の伴奏者になることです。
世の中がどんなに便利になってもライフステージに応じた悩みは生じてきます。各ご家庭で起こる悩み事は、ご家族だけで解決しなければならないのでしょうか。私たちは、そのように考えていません。どんな些細なことでも構いませんので、みなさんの声を聞かせて下さい。私たちはその為に、ここにいます。
(社会福祉法人等ネット光が丘地区パンフレットより)

午後からは、合唱に出た女子が6人も手伝いに来てくれました。同じテント内で、保育園側の牛乳パックで作る竹とんぼ製作や、あかねの会と田柄福祉園の自主製品の販売を手伝ってくれました。

通りかかった子供達の前で、竹とんぼを飛ばして見せ、興味を持ってもらい、「無料で作れますよ」と声かけをし、後ろで見守っている親御さんには、「あかねの会で作ったサブレーです。お子様のおやつに如何ですか?」
「野菜スープです。体が温まりますよ」と上手に声をかけてくれて、サブレは午後2時には完売しました。


バザーを手伝うのは初めてという人が殆どでしたが、田柄福祉園のビーズ作品も興味を持った女の子たちに上手に説明していました。彼らに、こんな才能があったなんてと、私の方が驚くほどでした。

地域の中で当たり前に活動して、地域の一員として生きていく、そんな生き方ができていると感じられ、あかねの会を作った原点に立ち帰り、今までやってきて良かった‼️と感じることができる瞬間を持てました。

吉田 由紀子

PAGE TOP