われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい
令和6年9月3日 その95「第27回目の発表会(令和6年7月15日)」
毎年、あかねの会の各部の活動を発表会という形で、あかねの会の関係者と共有してきています。事業報告会を午前中に行い、午後に、利用者主体の発表会を行なっています。
今年で27回目になります。
最初の頃は、光が丘の区民センターを借りて、主に余暇支援部の活動を、保護者の方に見て頂く機会として始めました。社会学習クラブで学んだことや、音楽クラブの合唱の成果を見て頂いたりしました。会の活動が広がると共に、就労支援室での実践や、一般就労した人たちの表彰や体験談を聞くことなどに、広がっていきました。
光が丘の区民センターでは、100名以上入らないので、練馬東小学校の体育館を借りて、行なったことも数年ありました。
でも、小学校の体育館は、夏は冷房もなく、大きな扇風機を回してもらっても、あの広さをカバーできず、ココネリホールができてからは、練馬駅の方が大泉方面の人たちも来やすいということもあり、ココネリホールで行なっています。
ここ数年は、コロナのこともあり、ご家族をお呼びすることは控えていました。
でも、あかねの会のメンバーの数は、グループホームが増えると共に増え続け、今年は、ご家族はリモートで、会場にお呼びせずに実施したのですが、利用者の方たちで、ココネリホールはほぼ満杯状態でした。
コロナのこともあるので、一テーブルに3人にせず、2人ずつ座ってもらったので、まだ入るとは思いますが。
午前中の事業報告は型通りですが、午後は、永年勤続表彰やわれもこう賞の表彰、各部の紹介を部長が行い、活動の様子やグループホームの様子もビデオで紹介しました。
全体時間の関係で、現場でのお披露目は、今年は、みのりのメンバーが演奏する木琴とハンドベルによるエーデルワイスの演奏と、余暇の社会学習クラブの発表、手話クラブの実演のみでした。最後の「われもこう」の合唱も、音楽クラブのコンサートの映像を流しただけになりました。
時間やコロナの関係で、まだまだ、満足いくようにはできません。
リモート参加の親御さんや目黒就労支援室には、音声が届かなかったりしたようで、残念でした。
親御さんにも見て頂くために、練馬文化センターの利用も考えましたが、一年前からの抽選という壁もあり、今後、発表会の形をどうしていくか、本気で考えなければならないと思います。
自分たちの活動や思いを共有することの大切さを発表会の度に感じますが、より広く、ご家族の方達、地域の人達とも、共有していくためにはどうしたら良いのか?模索を続けていきたいと思います。