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“われもこう”の想い その74「ブドウ狩り」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和5年11月 2日 その74「ブドウ狩り」

10月9日(スポーツの日)
後援会主催のぶどう狩りに行きました。
今回は、30名の参加という、コロナ禍で激減していた頃では、考えられない参加数でした。
でも、コロナ前には、60名ほどの参加で、バス2台で出かけていたことを思うと、まだまだ、コロナ禍が完全に去ったわけではないと感ぜざるを得ません。まだ、バスで出かけるのは心配なので、今回も電車で出かけました。
30人を六つの班に分け、それぞれに担当が付きました。今回は人数が多く、歩くのに時間がかかる人もいたので、ぶどう園からの送迎バスを頼みました。当日は雨になったので、バスにして良かったです。駅から徒歩だと20分ほどかかるので、マイクロバス2台に分乗して、ぶどう園に着きました。今回は、シャインマスカット限定のブドウ狩りです。

一房がとてもボリュームがあり、一房食べるのがやっと!と言う人が9人もいました。2房食べた人が10人、殆どの人がその位でお腹いっぱいという位のボリュームのブドウでした。
ちなみに3房食べた人が5人、5房食べた人が1人、最高が7房食べた吉田でした。
シャインマスカットは、タネもなく、甘くて食べやすく「来年もシャインマスカットがいい」という声が多かったです。

すごい勢いで食べて、気持ち悪くなって吐いてしまった人もいました。去年も、初めて参加した18才の二人が吐いたことがありました。
美味しさに釣られて、勢い良く食べてしまったせいなのか?
よく噛まずに食べたためなのか?
これも失敗をしながら、経験を重ねて覚えていくのでしょうか?
去年吐いた人は、今年は大丈夫でした。
送迎バスで、秩父鉄道の秩父駅まで送ってもらいました。

古い建物や街並みが、いまだに多く残っているのも秩父の魅力の一つ。登録有形文化財も数多く、かつての意匠を色濃く残した建物にはなんともいえない味があります。中には、まだまだ現役で使われている建物もあり、その代表例が『パリー食堂』と言われています。今回は、そのパリー食堂の2階を貸し切ることができ、伝統的な香りいっぱいのオムライスやカツ弁当をお昼に頂くことができました。

かつてはカフェーとして昭和2年に創業され、今は食堂として営業中。オムライスやカツカレーなどが人気。建物は登録有形文化財となっており、レトロな外観も魅力です。

昼食後は、各班で自由行動で、秩父神社や、祭り会館、動物に触れ合う班もありました。
西武秩父駅に集合し、お土産を買うなどして、帰途につきました。

気の知れた仲間たちと、又、楽しい思い出のページが増え、
「秩父、楽しかった〜」
と弾んだ声が聞こえてくるのが、引率した職員の何よりの達成感と、これからの原動力になりました。

 

吉田 由紀子

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