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“われもこう”の想い その114「秩父旅行」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和7年5月日 その114「秩父旅行」

毎年、5月の連休には、グループホームの希望者で、秩父に出かけています。
今年は、連休の2日目の5月4日から6日までの3日間、10名の寮生と秩父の山の家に行きました。
初日は、大渋滞に巻き込まれ、9時に出発したのに、高速道路を降りたのが、午後1時近くになり、星音の湯に到着してお昼ご飯を食べたのが一時半になってしまいました。
でも、わらじとんかつ定食を食べて温泉にゆったり入り、疲れも吹き飛びました。

食材をスーパーで手分けして買い、山の家に到着して、掃除をする人、調理を手伝う人、それぞれ分担してよく手伝ってくれました。疲れて休んでいる人もいましたが。

2日目は、おにぎりを持って、さくら湖〜浦山ダムに出かけました。

東京にはない景色を眺めながら、広い湖の側で、おにぎりを食べて、又温泉へ。
150mの高さのダムの上を歩きました。
ダム湖の奥にある村にも行ってみました。
手作りの木彫りの像が、村の入り口に、いくつも置いてあり、何とも言えない異郷に迷い込んだ感じでした。
写真③④⑤

連休中なのに、人の姿は、一人も見えません。
こんな山の中にも、人の生活があったという息遣いを感じ、不思議な敬虔な気持ちにさせてくれたのか誰も促さないのに、自然と手を合わせてお辞儀をしている寮生の姿に驚きました。

3日目は雨だったので、予定していた滝や、秩父札所の34番目の結願寺に行くのをやめ、花園にある食べ放題のお店に直行しました。
自分の食べたい物を、食べたいだけ取って食べられる‼️
この感動は大きいのか、普段見られない笑顔に出会うことができました。

普段、経験できないことや、見ることができないことに触れ、仲間と共にその経験を共有することが、連休中にはできて本当にいいな!と思いました。

秩父には、発達支援部の宿泊も、毎年、夏に行っています。
その体験をした卒業生からも、要望があり、卒業生の秩父宿泊も、毎年行っています。
秩父は、みんなの共有の思い出の場所です。

職員研修も、毎年、秩父で行っていましたが、今年度からは少人数で、理事長が同行し、親睦をはかる場になっています。

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