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“われもこう”の想い その113「地域との関わり~城址公園の植え付け〜」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和7年5月日 その113「地域との関わり~城址公園の植え付け〜」

就労支援室のさをり工房グループでは、ほぼ毎朝、城址公園や向山庭園、はるさん公園などへ散歩に行っています。
3月11日にさをり工房の利用者7名と支援員3人が、都立城址公園の依頼で、あじさいの植え付けにいきました。城址公園の係の人は3名いました。
最初に利用者一人ひとりの名前と日頃の活動などの内容の自己紹介を求められました。雑司ヶ谷清掃の話がでると「雑司ヶ谷も行ってくださっているのですね。いつもありがとうございます」と同じ公益財団法人 東京都公園協会が管理している場所の清掃もしていることで親近感を持ってくださいました。

現在、城址公園には多くのあじさいがすでに植えられていて、その枝を切って根付かせた苗を作っていることや地元の人たちに植え付けの協力をしてもらっていることなどの説明がありました。

植え方の説明を聞いて軍手を貸してもらったあと、植え付け場所に行って、あじさいの苗を植えました。植え付け場所はすでに土を掘り返してモグラの穴のようなものができていて、それを目安に一人一株ずつ自分で穴をさらに掘って、苗をポットから出して、地面に上向きに置いて、やさしく土をかぶせて、苗が地面から少しだけ顔を出すように深さも教えてもらいながら植え付けの作業を体験しました。

そのあと、すでにあかねの会の他の部署で種まきをした場所まで案内していただき、手作りのボードの絵を参考にしながら、どんな花がこれから咲くのかを説明していただきました。

アジサイが何時ごろ咲くのか?よくわかっていない人がほとんどですが、自分たちが、直に土に触れて、植え付けたことで、散歩に行った時の、興味、関心の向け方も違ってくると期待しています。毎日、アジサイがいつ咲くか?楽しみにしながら散歩をすると、興味、関心の幅も広がり、気づきも増えていくと期待しています。

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