NEWS

“われもこう”の想い その112「鈴木正志さんの納骨」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和7年5月8日 その112「鈴木正志さんの納骨」

鈴木正志さんは、われもこうの想い108でお知らせしたように、大泉就労支援室と第一さつき寮に在籍していて、今年の2月に急に亡くなられました。63才でした。われもこうビルの6階に、お骨をしばらくお預かりしていましたが、4月15日に、われもこうのお墓に納骨しました。
大泉就労支援室から、遠いのに支援員さんと一緒に全員、電車で春日町の寿福寺のわれもこうのお墓まで来てくれました。

墓石屋さんが来て、お墓の下の蓋を開けて、鈴木正志さんのお骨を納めて下さいました。

 

お骨を納める所を見た人は、ここに来れば、鈴木正志さんに会える〜そんな気持ちになってくれたと思います。

あの笑顔の鈴木さんが、あの小さな箱に納まってしまい、元気だった頃の顔を思い浮かべて、涙が出てきてしまう‥自然な利用者の姿に、鈴木さんの分まで元気に生きてねと声をかけたくなりました。

ねりまの名木に選ばれているクスノキに抱かれた場所で静かに眠れる〜あかねの会の活動を共にした仲間と共に。
人には寿命があり、必ずいつかは、命が尽きる時が来る〜その厳然たる事実を静かに受け止めさせてくれるこの場所に感謝の気持ちを感じます。

PAGE TOP