平成19年12月23日(日)午後2時より、練馬文化センター小ホールにて、第10回心の鐘コンサートが開催されました。
コンサートを10回も続けてくる事ができたのは、皆様の暖かい励ましのおかげであると本当に感謝しています。その気持ちをテーマに「ありがとう」の歌を今回は集めて構成しました。音楽の大好きな仲間たち、まず「歌にありがとう」いつも側にいて励ましてくれた「あなたにありがとう」。
この1年間これらの歌を練習しながら「ありがとう」「ありがとう」の言葉をかみしめてきました。「ありがとう」は響きの良い心地良い言葉です。この言葉を聞くと心がやさしくなっていく自分に気づかされます。
そして、お世話になった人達に心から「ありがとう」の気持ちを贈るコンサートにしたいと願ってきました。
歌の合間にメンバーの思いも発表してもらいました。働ける喜び、その就労まで支えてくれた人への感謝等、彼らの生の声を聞いていただきました。今回は10周年ということで、第2部は、「大江光の世界」として構成し、大江光さんの唯一の理解者、表現者である小泉浩さん(フルーティスト)荻野千里さん(ピアニスト)をお招きして、たっぷりと大江光さんの曲を堪能させていただきました。そして、第3部であかねの会のメンバーと小泉浩さんとの夢の共演が実現でき、エーデルワイス、パッフェルベルのカノンを演奏しました。最後に、あかねのメンバーが、あかねのロゴマークAの文字の入ったおそろいのTシャツを着て、スマップの「ありがとう」を手話で、踊りながら表現しました。
コンサートは、障害があっても、こんなに元気に笑顔で生きている彼らの姿を、地域の方達に見て頂くチャンスなので、これからも大切にし、中味を充実させたものにしていきたいと考えています。暖かい励ましのアンケートをたくさんありがとうございました。
アンケートより
第一部、みんなの声が大変元気よく気持ちよくハモっていました。大変上手だったと思います。第二部、大変美しく澄んだ音楽に心が安らぎました。こんな機会があってとてもよかったです。第三部、それぞれのパートの頑張りを聴くことができ、努力の跡が良い音の響きになっていました。小泉先生のお話もよかったです。コメントの内容も心打たれました。
司会の方のお話からフルート演奏まで涙が流れっぱなしでした。吉田先生の指揮される姿に、先生の深いお気持ちを感じ、又、涙涙です。感動の日をありがとうございました。それぞれの曲の歌詞も素晴らしく、本当にすばらしいコンサートでした。皆さんの今後のお幸せを心から願いました。音楽がもたらしてくれる幸せを実感した日でした。小泉先生の沢山の暖かいお話、手話でのエンディング、全てが美しい思い出となりました。
40名の障害者達が一生懸命練習を重ね見事に素晴らしい合唱やフルート演奏を聞き、胸がキューンとなり涙があふれました。人間は誰でも生まれながら神から与えられた才能を持っている事に気が付きました。皆さん本当にありがとう。これからもしっかり頑張って生きて下さいね。応援はおしみません。ガンバレー。
「ありがとう」の気持ちがたくさんつまっていました。とてもよく伝わってきました。今日この日を迎えるために、仕事が終わったあとにたくさん練習したのでしょうね。そのがんばりに大きな拍手と「ありがとう」を贈りたいと思います。
歌がきれいだった。仕ごとをがんばっているんだなっと思った。フルートでひいたノクターンの曲がきれいだった。仕事をしている人でもよるに集まって練習していてえらいなぁーと思いました。
みんな一生懸命にがんばっていてとてもすばらしかったです。思わず涙がこぼれてしまいました。音楽教室のみなさんの合唱、とても完成度が高く驚きました。どれほどの練習を重ね努力したことでしょう・・・。とても心にひびきました。感動をありがとうございました。来年も楽しみにしています。