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“われもこう”の想い その30「第24回心の鐘コンサートありがとうございました!」

われもこうの花は小さい
だから誰も振り向かない
誰も気がつかない
でも、われもこうは
誰かのために 何かをしたいと
ずっと願ってる
私も、障がいのある彼らも
ただの人間
天使でも悪魔でもない
ただの人間
目立たない花だけど
力一杯咲き切りたい

令和3年12月9日 その30「第24回心の鐘コンサートありがとうございました!」

11月22日(月)夜7時から、あかねの会の心の鐘コンサートが、練馬文化センターで行われました。
日中一時支援の音楽クラブの成果を年に一度、コンサートの場で発表始めてから24年も経つと思うと感慨深いものがあります。

今年は、去年以上にコロナのために、通常の練習の時間が取れませんでした。でも、少人数にして練習を重ねることで、今まで50人で歌っていた時には気がつかないミスもわかり、丁寧に指導はできました。今年の初めに、全員が集まれないので、今回のテーマのアンケートをとり、まとめることにしました。毎年、全員で、この話し合いの過程を大事にしてきたのですが、致し方ありませんでした。でも、毎年、話し合ってきたので、みんな自分の意見を言うことには意欲的で、いろいろな意見を出してくれました。

コロナに負けない、医療従事者の人たちに「ありがとう」を届けたいなど、ほとんどコロナについての意見が多かったので、テーマは、「コロナをこえて」〜ありがとうを届けたい〜に決め、「ありがとうの花」「涙をこえて」を毎年歌っている「虹色の鐘」「花は咲く」「われもこう」に加え歌いました。緊急事態宣言中は、通常の練習も無しにしました。緊急事態宣言が明けた10月から、4グループに分けて練習をしました。全員で合わせたのは、去年と同様、本番の日の午後のリハーサルだけでした。

今年は、コロナ禍で、ゲストの人選も悩みましたが、以前に出て頂いたことのある「ノブタク」こと、本間惟彦さんと、小柳拓人さんが、快く引き受けてくださり、以前よりも更に進化した演奏を聴かせて下さいました。ノブ君は、ヴァイオリンで「情熱大陸」を、タク君は、ピアノで「ボレロ」その他の曲を演奏して下さり、本当に圧巻でした。障がいがあっても、好きなことで努力すれば、こんなこともできるのだということを証明してくれました。小柳拓人さんは、今回の演奏した曲を含めCDも発売されたということで、会場でも販売しました。

あかねの会の合唱は、舞台では、隣同士は1.5m、前後は2m開けて立つので、隣の人の声が聞こえづらく、心細かったようですが、怒鳴るように歌うこともなく、前より上手になったとお褒めの言葉を頂きました。

ただ、あかねの会のコンサートの意味を改めて、考えさせられました。
技術的に上手になる努力は当然しますが、ただ上手に歌って聴いて頂くことよりも、障がいがあっても、こうやって頑張って生きている、こんな思いを持って生きているということを知って頂くことが、大事だと思います。

「ありがとうの花」の歌詞で「ありがとうって言ったら、みんなが笑ってる  その顔がうれしくて 何度もありがとう」「ありがとうの花が咲くよ 君の町にも ほらいつか」

彼らも、生活の中でなかなか「ありがとう」が言えない人もいます。
この歌を通して、今年はいろいろな場面で、この歌の一節を歌い、「ありがとう」と言うことを促しました。

歌と共に、暮らしながら大切なことを学んでいっているなと感じました。歌を上手に歌うことよりも、毎年、いろいろな歌を歌うことで、大切なことを学んでいけると感じています。来年はどんな歌に出会えるだろうか?彼らの話し合いでどんなテーマが出てきて、どんな歌に出会えるか、今から楽しみです。

そして、また、一年かけてその歌を歌いながら、何か大切なものを身につけていけると思うと、今からワクワクします。時と共に人は歳をとりますが、建物も老朽化します。長年、使い慣れた練馬文化センターも、老朽化の改修工事で2年間使えないということで、来年は、中野区のなかのZERO 大ホールを予約しました。

第25回心の鐘コンサートは、令和4年11月18日(金)夜7時からになります。
有意義な会になるよう努力致します。お楽しみにしていて下さい。

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